又吉直樹、島へ行く　母の故郷〜奄美・加計呂麻島へ【DVD】

２０１４年放送・制作。芥川賞受賞前夜の又吉直樹が、今いちばん行きたい旅先として選んだのが、母の故郷、奄美の加計呂麻島だった。実は１９歳で一度訪れているのに、親戚の顔はうろ憶え、憶えているのはガジュマルの木だけ。記憶力がいいはずの自分が何も憶えていない、本人も首を傾げて腑に落ちない様子だった。
１５年ぶりの加計呂麻島は、どんな風景を見せてくれるのか。失われた記憶の意味とは。
BSテレビ東京で、２０１４年３月８日に放送されたスペシャル番組に、未公開映像を収録したディレクターズカット版。
東京の喧騒を逃れて、加計呂麻島へ降り立った又吉。島が見せてくれた風景を、大阪にいる母親に宛てたハガキに綴りながら、島の人々や文化と出会う。

《第1章》僕の知らなかった島の日々
《第2章》島人よなぜシマウタ唄う
《第3章》ぼくは「ケンムン」に会えるのか
《第4章》母を育てた小さな集落
特典映像として、この旅の中で発見したカセットテープに残された、又吉さんの曽祖父が歌う「シマ唄」も収録。

【見どころ】
番組終了後も、又吉さんはエッセイなどで、この時の旅について、繰り返し語っています。「自分の人生にとって、忘れられない旅になりました」作家になる直前、お笑い芸人として多忙な日々を送っていた３３歳の素顔が、存分に楽しめます。

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